短歌

短歌 

 

続行こそバカと利口の分かれ道

我が夢高く秋空高く

     

現在を過去にこだわり台無しだ

過去捨て去りて未来に生きる

 

しわの数オオそれ見よだ年の数

生きてる限り増え続けるね

 

年取れば忘れることも平気なり

ドジも間抜けも笑い話に

 

四つ足で這い這いすれば転ばぬよ

立てなくなったら医者いらずだね

 

春一番帽子飛ばされ婆走る 

転ばぬようによたよた走る

 

黒土にミミズ腹出す草いきれ

風邪をひくなと草かけてやる

 

腰痛し痛くないのは口ばかし

勝手気ままに大口たたき

 

人生は死ぬが決まりの太平楽

生きてる限り風呂敷広げ

 

しみれんの雑草取り

人生は甘くはないぞ草いきれ

 

始めるに遅き事なし仲間あり

  我ら人生花開き継ぐ